みやざきみらいトークに参加しました
2023年09月11日
宮崎市では市長が市民や団体の方と直接対話し、市政や各専門分野について意見交換をして、今後の市政運営に反映していくことを目的とした「みやざきみらいトークー市長と語ろう!-」を開催しています。
今回は宮崎市通所連絡協議会の役員代表が参加し、意見交換を行ってきました。
日時: 令和5年8月24日
午後6時30~午後7時45分 ※当日は関係課向けにライブ配信を実施
場所:宮崎市役所 本庁舎3階 市長室
参加者:宮崎市長、地域包括ケア推進課長、介護保険課長
宮崎市通所介護事業所連絡協議会3名
意見交換のテーマ
- 通所介護の役割
- 生産性の向上(ICT,ペーパーレス
意見交換会・発言要旨
参加者
- 通所介護においても介護職員が集まらない現状に加え、3年ごとの法改正で、色々仕組みも変わることもあり、配置基準を達成することがなかなか難しい。配置基準やコロナ禍での利用、BCPなど、現場レベルで実際困っていることを、行政との話し合いで取りまとめる事が出来ればありがたい。
- 増加する高齢者や要介護者を支援するため、宮崎市内の事業所のサービス水準が上がっていくような仕組みづくりを、協議会や事業所などの現場と市が対話を重ねながらしていきたい。
- 看護師などの専門職は、配置基準で必要な人材だが、病院等の雇用条件とは大きく異なるため、給与や勤務時間がネックになり雇用することが難しい。
- 実施指導において、担当者で指摘や助言内容が違う場合があるので、解釈は統一してほしい。宮崎市のローカルルール(他市町村との解釈の相違)があると現場は戸惑ってしまう。
- 行政は指導する側であるが、現場の意見とうまく組み合う事が出来ないか。協議会を当初立ち上げたのは、必要書類の様式を統一することで事務負担を減らす為である。
- 実施指導等でも確認されるが、計画書等の基本的な様式は、統一の様式を市で作成して公開してほしい。各事業所で最初から宅生するのは大変な作業になる。
- シニア応援ボランティアをデイサービスで利用したとしても登録できれば、(高齢者がサービスを利用しない日に活動する等)活動の場が広がる。さらにポイントが収入となれば、利用者の出来ることに繋がっていきながら、地域貢献もできるのではないか。
市長
- 現場が書類仕事ばかり増えて、利用者にかける時間が減ってしまうというのは本末転倒。行政もできるだけ現場に寄り添って、一緒に支援もできるようにしなければいけない。
- 行政は指導、チェックするだけでなく、事業所が仕事しやすい側面支援やサポートも必要。前例踏襲ではなく、本当に必要な書類七日、細かなチェックが必要なのかの視点で考えていけると良い。
- 10月に担当課と意見交換をするそうだが、今後も色々と意見交換させて頂ければと思う。行政でも出来ることはしっかり改善していきたい。